懐かしい風景

当フォーラムが入っているビルから1分程のところにある「まつざかや和菓子店」。
5月の植木市の時に販売される、大きな「ばしょうせんべい」でご存知の方も多いかもしれません。
この度、道路の拡張に伴い、閉店されることになったと聞き、懐かしさに足を運んでみました。

事務局Aは、子どもの頃、家にお客様が来ると夏の時期にはこちらのソフト最中をお使いで買いに行っていたものでした。
(山形市内の家庭では、おもてなしに出前のラーメンを取ります。ラーメンとアイス、夢のような組み合わせです)

外には、「自家製ソフトクリーム」ののぼりと大きなソフトクリーム。そして、小さい頃はオシャレで憧れていたテイクアウト用の窓が今もあります。


山形の自家製ソフトクリームの元祖と言われる「ソフトクリーム」と、食べると皮がモチモチの「ソフトもなか」。
まつざかやさんの特徴は、その場で作ってくれるものと、もう1つ、冷凍庫に入っている凍ったものと2つあることです。
その場で作ってもらったソフトクリームが、シルバーの台に乗せられてくるのもオシャレな感じがして、子どもの頃は背伸びしてカウンターから受け取っていました。

凍ったタイプはしばらく時間を置いても大丈夫です。蓋の帽子をかぶっていて可愛いんです。
袋も‼昔と変わりません。

(ソフトもなかのビニール包装は、確か「ROSEN」と描かれたバラ模様だった気がしますが、今は透明です)
懐かしい風景と懐かしい味、なくなってしまうのはとても残念ですが、近くの学校の学生さんや子ども達が、また新しい景色を作っていくのでしょうね。